平昌オリンピックでは毎日熱い闘いが繰り広げられていますね!

 

男子ハーフパイプの平野歩夢(ひらのあゆむ)さんが銀メダルを獲得しました!

 

やった!!2大会連続で銀メダル!すごすぎる平野!

 

とまぁ、ここまでは国民の大半の反応でしょうね。

 

完璧な演技をした平野歩夢選手。

 

一方でこちらも完璧な演技をした金メダルのショーンホワイト選手。

 

平野の演技すごかったけど、なんであの点数?と思った人は少なくないはず。

 

今回は、こまかな技の紹介とつなぎ方を比較調査しました。

 

そして平野歩夢選手はショーンホワイトに勝てるのか?

 

勝つにはどうしたらよかったのかも調べてみました。

 

 

 

 

男子ハーフパイプ決勝

予選を3位で終えた平野歩夢選手。

 

対して予選を1位で終えたショーンホワイト選手。

 

今日の決勝ではお二人の点数差はわずか2.5点でした。

 

 

結果が出た後の平野歩夢選手がインタビューに答えるときの顔。

 

銀メダルを取った後にあんな淡々とコメントします??

 

平野歩夢さんの性格なんでしょうけど、悔しさが伝わってくるような表情でしたね。

 

 

 

こちらも完璧な演技で終わった後の喜びようがハンパではないですね。

 

過去2度も金メダルを取っているショーンのこの喜びよう。

 

やってやったぜ!という完璧な演技でした。

 

平野歩夢の得点(点数)が低い理由は?

 

まずは平野歩夢とショーンホワイトの決勝での技を紹介します。

 

大技を5回決めるのですが、お二人はどんな技をだしたのでしょうか。

 

平野歩夢の決勝での技の流れ

メランコリー(回転しない)

フロントサイドダブルコーク1440(4回転)

バックサイドキャブダブルコーク1440(4回転)

フロントサイドダブルコーク1260(3回転半)

バックサイドダブルコーク1260(3回転半)

ショーンホワイトの決勝での技の流れ

フロントサイドダブルコーク1440(4回転)

バックサイドキャプダブルコーク1440(4回転)

サイドロデオ540(1回転半)

ダブルマックツイスト1260(3回転半)

フロントサイドダブルコーク1260(3回転半)

 

こうやって比べると回転数の競い方は同じに見えます。

 

平野歩夢選手は一回目に高いエアを見せるため

 

回転しないストレートエアで始めるのがこだわり。

 

5回ジャンプする内の1回はお二人とも高回転しないジャンプを入れていますね。

 

ここまで一緒なのに2.5点の差がついたのは理由があります。

 

3つ目のジャンプまでは二人の差はありません。

 

4と5つ目のジャンプで点数が開いたと思われます。

 

簡単にいうと見た目の問題

 

見ていてスゲー!!ってなるのがよりショーンホワイトの方が

 

審査員に与える衝撃みたいなものが大きかったと言わざるを得ません。

 

言い換えるとショーンが考えた演技構成の方がより人々を魅了するのに優れていたということです。

 

これは今までの経験が成せる技といいますか、神には及びませんでしたが

 

平野歩夢選手の演技も構成から完成度まで100%すごかったのは確かです。

 

そしてショーンホワイトの方が縦回転・前回転・後回転・斜めをうまく組み合わせていて

 

それが点数に繋がったと語っていたのはグッディに出演していた成田童夢さんです。

 

 

これ、解説がとっても分かりやすかったと自分も見ていたのでそう思いました。

 

だからもっと知ってもらいたくて記事にしました笑

 

成田童夢さんは

 

平野歩夢さんの演技=焼肉弁当

 

ショーンホワイトの演技=幕の内弁当

 

と呼んでいました。

 

つまり、平野歩夢の構成はがっつり同じような技を集め

 

ショーンホワイトの技は多種多様で色々あったよ

 

と言いたいわけですね。

 

ですので点数が低かったわけではないんですね・・・。

 

むしろ平野歩夢選手の出した点数は異次元の完成度から出たものすっっごい点数なんです!

 

ただスノボの神がそれ以上の力で高得点を出しただけ。

 

お二人の闘いは後世まで語り継がれるほどすごかったんではないでしょうか。

 

※2月15日追記 平野歩夢選手に対する点数の付け方は誤審?

平野歩夢選手に対する点の付け方は誤審では?という報道が

 

一部でされています。

 

平野歩夢選手とショーンホワイト選手の演技をよーく比べてみると

 

違いとして上げられたのは以下の2点

 

  • 平野歩夢選手は4回の大技全てでグラブ(板の底を触る)を決めている
  • ショーン・ホワイトは2回目のキャプダブルコークでグラブしていない
  • ブーツを触るだけの「ブーツグラブ」だった

 

  • 平野歩夢選手は4回連続で回転する大技を決めている
  • ショーンホワイトは大技2回・2回の間にエアを挟んでいる

 

この2つから言えることは平野選手の構成のほうが

 

難しくもっと点数が出ても不思議じゃなかったというんですね。

 

しかも全てでグラブを決めているわけですから。

 

ショーンホワイトは大技を4回連続して出来ないから

 

間に助走をつけるためのロデオ540を入れているという解説でした。

 

平野歩夢選手が4連続で大技を決められるのにもちゃんと理由があって

 

一回一回の技の後にリップ(角の所)に降りる正確性が抜群だから

 

これが出来ることによってスピードを維持したまま次のジャンプに向かえる

 

スピードがなければ大技を出せませんからね。

 

こうなってくると平野歩夢選手のほうが良かったんじゃないかと

 

どんどんそういう気持ちになってくるのですが

 

当の本人が一番わかっているはずですね。

 

悔しさを全面に出さずにクールに決め

 

最初から最後まで自分のスノボスタイルを続けた平野歩夢選手

 

カッコよすぎます!!

 

 

平野歩夢がショーンホワイトに勝つためには?

 

では平野歩夢選手がショーンホワイトに勝つにはどうすればいいのか・・・。

 

ここからは完全に私の個人的な予想ですが

 

予選からすでに闘いは始まっていて

 

予選で全力を出して決勝でショーンホワイトより後に飛ばないといけないかなぁと

 

決勝でショーンホワイトの滑りを見た後でそれ以上の構成を考えて

 

その場で体現する以外にショーンホワイトに勝てる方法はないのかもしれません。

 

もちろん二人とも失敗しない前提ですけどね。

 

今回ショーンホワイト選手が涙を流していましたが

 

この涙はXGAMESやオリンピック連覇をしている彼に

 

平野歩夢選手に追い詰められプレッシャーがかかっていたことが分かります。

 

そのプレッシャーに勝って金メダルを取れた事の涙でした。

 

感動しましたね。

 

 

ショーンホワイト選手が引退しない限り

 

これからも平野歩夢選手というライバルとの闘いが続くと思うと

 

楽しみです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。