昨年2017年の12月16日から行われた大相撲冬巡業(沖縄の宜野湾)

初日の夜に、行司の式守伊之助が10代の若手行司にセクハラしたと報道されています。

 

巡業後の食事会で泡盛を飲んで泥酔したのちセクハラ行為に及んでしまったということです。

 

ニュースなんかを見ていると、どうやらこの方のお酒に関する不祥事はこれだけではない様子・・・。

 

ただでさえ今相撲界が色々と揺れている中でこんな事件が起きるなんて。

 

キリッとした服装でキメて結びの一番を執り行う最高位の行司がセクハラ??

 

と誰もが驚いてしまうところですが、私が気になったのは次の式守伊之助に任命されるのは誰なのか?というところ。

 

現在、本当の行司の最高位・木村庄之助が不在の中、式守伊之助も解任なんてことになったら・・・。

 

一体誰が結びの一番を取り仕切るの!!

 

行司の世界に少し触れながら、次は誰が新しい行司になるのか予想してみたいと思います。

 

 

 

 

相撲界の行司について

相撲のテレビ放送を見ていて、聞いたことがある人は結構いるんじゃないでしょうか。

 

横綱とか最後の取組の前に、

 

”行司は〜。式守伊之助〜。式守伊之助〜。本日の結びの一番です。”

 

というかんじで館内放送が流れるので耳には入ってきますよね。

 

この行司の世界は縦社会で、役職が決まっています。

 

最高位 木村庄之助(2015年から不在)

次位  第40代式守伊之助

と階級が決まっています。

 

行司

 

第40代式守伊之助は現在一番上の立行司。

実質、今回セクハラ騒動を起こした行司が今の相撲界の最高位になっているわけです。

 

第40代式守伊之助プロフィール

式守伊之助

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-000001…

 

  • 本名 野内五雄
  • 生年月日 1959年12月23日
  • 血液型 A型
  • 所属 宮城野部屋
  • 出身 大阪府岸和田市

 

今回のセクハラ騒動の行司である、式守伊之助さん。

2年以上も不在の最高位、木村庄之助になれないでいる理由があります。

お酒での不祥事だったり軍配間違え(差し違え)が多数あったりと、相撲協会もすんなりとこの人を昇進させられないでいるんでしょう。

 

今回の騒動で解任?なんてことになったら木村庄之助も式守伊之助もいない大相撲・・・。

となってしまわないのか心配です。

 

 

式守伊之助になる次の行司は誰?

まだ解任と決まったわけではありませんが、騒動に次ぐ騒動でどうなるか分かりませんね。

 

行司の昇格ルールについて

 

行司の昇格について、以下を参考にしてみていきたいと思います。

細かく決められているルールは以下の通り。

行司の階級の昇格・降格は原則年1回で、9月場所後に開催される番付編成会議において、毎本場所および毎巡業ごとに審判部長等が作成した考課表に基づき審議した後に理事会において決定し、翌年1月より適用される。行司の定員は45名以内、うち十両格以上の定員は22名以内と定められている。立行司を除いて、それぞれの格の行司を何名にするかは特に規定されていない。ただし、特別な失態がない限りワンランクずつ昇格することが慣例となっている

引用元:Wikipedia

 

最後の一文、ワンランクずつ昇格となっていますね。

つまり、次の式守伊之助になる条件を満たしているのは、現在の三役行司の4名だけ。

 

現在の三役行司の紹介

行司

 

相撲界も行司の世界も階級や縦社会といった厳しい上下関係にあります。

4人のうちの一体誰が昇格するのか、おのずと見えてきますね。

 

一番最高齢で、場所経験も長い第11代式守勘太夫が次の41代式守伊之助といっていいでしょう。

 

木村庄之助も空位で結びの一番が出来ない!

2015年から空位となっている木村庄之助。

 

昇格・降格ルールを確認して、気になるところがありました。簡単に言い換えると。

 

9月場所後の番付編成会議にて昇格・降格が決まり、翌一月場所から適用”

 

もし今、式守伊之助が解任になれば上位2人の立行司がいっきにいなくなります。

結びの一番をする行司がいなくなっちゃうじゃないか!!

 

もしそうなったら観客もお相撲さんも驚くでしょうね。

 

相撲協会はどういう判断をするのでしょうか?

 

今年の9月の番付編成会議までこのままいくのか。

このまま行くとなれば、セクハラ行司を来年の1月まで土俵に上げておくのか・・・。

 

行司の異例昇格などあるのでしょうか?

 

今後の動きについても気になります。

情報が何か入ったらまた追記します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。