京都大学の入試でミスがあった問題が大きく報道されています。
今後合格者への対応に追われるわけですが
そもそも採点ミスや解答の違いではなく「出題ミス」となっています。
今回は出題ミスとなった物理の音波の問題を紹介します。
正しい解答や解説はどうなるの?と疑問に思ったので併せて調べています。
【京都大入試】出題ミス(物理)の問題とは?
私は高学歴学生でも大学の教授でもないのでこの問題はちんぷんかんぷんです笑
ここだけ抜粋されていて、以下の物理問題に出題ミスがあるということです。
問題点の指摘はここから
まとめると
- 音源の構造についての条件が不足している
- 高校物理で学ばない条件を考える問題になっている
- 位置関係についての但書「運転手Dと車Sの音源の間の距離は無視」がそもそも無視できない条件になっている
つまり問題として成り立っていないから出題ミス
ということになり、今回のミスになったわけですね。
【京都大入試】正しい解答や解説は?
では今回の正しい解答や解説はどうなるのでしょうか?
全て、河合塾の吉田弘幸さんが公開している資料の元で私なりにまとめただけのものです。
詳しいところで間違っていれば申し訳ありません。
少しでもこのような入試ミスを無くせればと思い世間に広く知ってもらえれば
大学の今後の対応やミスをなくす議論も増えるのではないかな?と思いました。
2月12日に阪大と京大の入試ミスについて講習を開くとのことですので
気になる方は参加してみるのもいいですね。
大阪大の入試ミスと大きく違うところは問題自体が破綻しているということ。
成り立たない問題を出題している時点で入試ミスとして片付けられる次元の問題ではないのでは・・・。
実際に昨年の物理を受験した学生が答えていました。
解けなかったことを覚えていたようです。
問題の条件が複雑で分かりにくかった。緊張していたので焦ったが、結局解くのを諦めて別の問題に専念した」と振り返る。
通っていた高校では不合格となった友人がいるといい、「『もしかしたら、その友人も合格していたかもしれない』と思ってしまった。入試は将来に関わること。ミスはやめてほしい。問題作成時のチェックを徹底してほしい引用元:headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180201-00000192-kyt-soci
この学生が言うことがもっともなんですがね・・・。
他の大学でも入試ミスがあると思ってこれから行動したほうがいいのでしょうか?
それでは学生があまりにもかわいそうです。
なんにしてもセンター試験を終えて
次の試験に備えたりしているこのタイミングでこんな発表するなんて
報道やメディアももうちょっと未来ある18歳の子供たちの事を優先に考えてほしいですね。
入試ミスに関してまとめている記事が他にもあります。
→【京都大入試】ミスの原因と不合格者の対応は?賠償や補償も気になる!
→追加合格者に慰謝料はある?(大阪大入試ミス)今更言われても・・・
→大阪大入試ミスの物理はどんな問題?学校の対応も間違いでは?
最後まで読んでいただきありがとうございました。